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「インダストリアルツアーin Kyushu」を開催します

2025年10月01日

九州地域への外資系企業の誘致や、外国企業と地域企業の協業・連携を促進するため、在日外資系企業、駐日外国公館、外国政府関係機関等を対象として、九州の投資環境の紹介並びに九州企業の現地視察等を行う「インダストリアルツアー」を実施します。
今年度は、グローバルなものづくり企業が集まる北九州市(福岡県)において、北九州市発のDX、ロボティクス関連のテック企業にスポットをあて、 AI実装等によって製造現場や各種サービスの課題解決に取り組む企業への訪問、および地域のエコシステムで大きな役割を担う大学(九州工業大学)での企業デモを視察し、協業連携等に向けた意見交換を行います。

イベント概要

日時 2025年11月27日(木曜日)08時00分~18時15分頃
視察先 福岡県北九州市
定員 30名程度
参加費無料(昼食込み、事前申込制)
※集合場所までの交通費は自己負担
参加対象 在日外資系企業、駐日外国公館、外国政府等関係機関
主催 九州経済産業局、九州経済国際化推進機構、一般社団法人 九州経済連合会、九州工業大学、北九州市
後援 独立行政法人 日本貿易振興機構 北九州貿易情報センター(予定)
移動方法 借上げバス

ツアー行程

時間 視察先等 所在
8時00分集合

博多駅 筑紫口 貸し切りバス駐車場
(オリエンタルホテル前)集合(8時15分出発)

福岡市博多区博多駅中央街1-1
09時30分~11時30分 株式会社 安川電機
(ロボット第一工場、みらい館)
北九州市八幡西区黒崎城石2-1
11時45分~12時45分 昼食(会場:千草ホテル) 北九州市八幡東区西本町1丁目1-1
13時00分~14時30分

株式会社 ドーワテクノス
「TSUNAGU FACTORY」

北九州市八幡西区黒崎城石3-5
15時00分~16時45分

国立大学法人 九州工業大学
「GYMLABO」

  • 北九州市、九州工業大学、市内企業(以下3社)のプレゼンで構成
  • 株式会社 リョーワ、KiQ Robotics株式会社、株式会社TriOrb
北九州市戸畑区仙水町1-1
18時15分頃 博多駅 筑紫口 到着・解散 福岡市博多区博多駅中央街1-1

視察先企業概要

視察先

株式会社安川電機(北九州市八幡西区黒崎城石2-1)

 1915年北九州市において創業。世界の4大産業用ロボットメーカーの一角を占め、欧米・中国等約30ヶ国にビジネス拠点を有する。「モーション制御」や「ロボット技術」等をコア技術として、メカトロニクス分野でのイノベーションを主導している。産業用ロボット業界では初となるAIを搭載して自律性をもたせたロボット「MOTOMAN NEXT」を開発・展開(「ロボット工場」で見学を予定)。本社は創業100周年を機に「ロボット村・みらい館」として2015年に整備された。
株式会社安川電機ホームページ外部リンク

株式会社ドーワテクノス(北九州市八幡西区黒崎城石3-5)

 1948年北九州市で創業。鉄鋼・化学・機械等製造業の様々な課題に対するソリューションを提供。技術商社としての地歩を固めつつ、ロボットを活用したFA(Factory Automation)等のシステム構築でも評価が高く、取引先のメーカーからの「縁の下の力持ち」として信頼を集める。2023年に自社工場として「TSUNAGU FACTORY」を整備し、デジタル技術(DX・GX・ロボット・AI・IoTなど)によって、課題解決への対応力を高める。また、福岡県内の大学との産学連携、ものづくり技術の継承、デジタル人材の輩出等、地域価値の創造に力を入れている。
株式会社ドーワテクノスホームページ外部リンク

国立大学法人九州工業大学 (北九州市戸畑区仙水町1-1)

 1909年北九州市で創立。前身は、安川電機の創業者である安川敬一郎が私財を投じて開校した私立の「明治専門学校」。福岡県内3カ所にキャンパスを有する。大学発ベンチャー企業を55社輩出しており(全国23位にランキング)、全学を上げて研究成果の事業化やスタートアップ支援に取り組んでいる。こうした動きを後押しする一つの取組として、グローバルな人材、アイデア、シーズなどを有機的に結びつける交わりの形成拠点として、「GYMLABO(ジムラボ)」を2022年に開設。
九州工業大学ホームページ外部リンク

株式会社リョーワ(北九州市小倉北区浅野3-8-1AIMビル7F)

 1968年に北九州市で創業。産業機械に使われる油圧装置のメンテナンスで知られてきたが、同装置の市場縮小を見据え、2018年にAIを使った外観検査システム市場に参入。2022年、経済産業省からDXに取り組む中堅・中小企業のモデルケースとなる優良事例に選ばれ、事業変革に成功したDX企業として認知されつつある。同社の外観検査システム「クラヴィ(CLAVI)」はスマホやタブレットによる数量検査、識別作業が可能となり、製造業の検査品質のさらなる向上に貢献。今回、実際に使用されるケースでのデモを行う(スマートグラスを着用し、AIと対話しながら行うメンテナンス作業)。
株式会社リョーワホームページ外部リンク

KiQ Robotics株式会社(北九州市小倉北区浅野1-1-1ビエラ小倉1階DISCOVERY)

 2019年北九州市で創業。北九州高専・九州工業大学発のスタートアップ。産業用ロボットが様々なモノを掴めるようにする樹脂製の「指」を開発。強度と柔軟性にすぐれ、ロボットのアームの先端に取り付けることで人の手と同じようなピッキング作業が可能になる。トヨタ自動車が部品の搬送工程に採用済み。特許を持つこのロボットの柔軟ハンドとシステム制御の技術を強みとして、作業の自動化を進めるための機器の研究・開発・販売を手掛ける。独自技術であるラティス構造柔軟指で様々な形状のワーク(対象物)のハンドリングを実現。柔軟ハンドの実物とそのハンドリングのデモに加え、人気テレビ番組に取り上げられ、話題を呼んだにおい計測ロボット「はなちゃん」のデモを予定。
KiQ Roboticsホームページ外部リンク

株式会社 TriOrb(北九州市八幡西区美吉野町 16番 北九州イノベーションセンター内)

2023年北九州市で創業。九州工業大学発・AISol認定スタートアップとして、独自の「球駆動式全方向移動プラットフォーム」を武器に、フレキシブルな生産ラインの実現に挑む。このプラットフォームは、3つの球体と3つのモーターで構成され、360°全方向の移動に加え、段差をスムーズに乗り越え、狭い通路の移動や低い場所への潜り込みも可能。さらに、ミリ単位での高精度な位置決め、最大1,000 kgの耐荷重性能を兼ね備えている。こうした特性により、従来の固定ラインでは実現できない、需要変動や製品多様化に柔軟に対応できる生産システムを構築することが可能となる。労働人口の減少やDX推進といった社会的課題に応え、変種変量生産に適した新しいものづくりの基盤を提供することを目指している。今回、全方向移動プラットフォーム「TriOrb BASE」の実際の走行をデモで紹介予定。
株式会社 TriOrbホームページ外部リンク

参加方法

2025年10月31日(金曜日)までに、以下申込フォームよりお申し込み下さい。
申込フォーム外部リンク

(留意点)

個人情報の取扱い等について

ご提供いただいた個人情報は、事務局(九州経済産業局、九州経済連合会)及び本事業(インダストリアルツアーin Kyushu)の視察先の視察対応者が本事業の運営及び開催後のフォローアップにおいてのみ使用し、事務局においてその保護について万全を期すとともに、ご本人の同意なしに事務局及び本事業の視察先の視察対応者以外の第三者に開示・提供することはございません。

参考

お問合せ先

九州経済産業局 国際部 経済交流促進課
担当:中村、篠崎
電話:092-482-5426
E-MAIL:bzl-kyushu-keikouka@meti.go.jpメールリンク